ゴリラのココが描いた絵
最終更新日:2018年06月22日
ご冥福をお祈りいたします。

Image Credit: The Gorilla Foundation
写真右上)アイから届いた絵を受け取り、"Koko love"と手話で表現するココ。
写真中)そして、お礼のプレゼントとして、絵を描き始めるココ。
写真下)フランシーヌ・パターソン博士(Dr Francine “Penny” Patterson 通称Pennyさん)が問いかけ、"Smile"と手話で返事をするココ。
2005年11月10日
手話を覚えたゴリラとして有名なココにアイの絵をプレゼントしました。 そして、そのお礼にココからこんなに素敵な絵 "Gorilla Koko Love" が送られてきました。
ココ(フルネーム Hanabi-ko; ココがうまれた7月4日は、アメリカでは独立記念日です。その日には花火がたくさんあがるのが伝統です。そのため、日本語の"花火"と"子"から、ハナビコと命名されました。)は、1971年7月4日にサンフランシスコ動物園で生まれた、女性のニシローランドゴリラです。 生後1歳のときから、フランシーヌ・パターソン博士から手話を教わって育ちました。

Image Credit: The Gorilla Foundation

アイが描いたこの絵が、 ゴリラのココの研究をされている フランシーヌ・パターソン博士に贈られました。

写真:作品展で、ココが描いた絵を鑑賞中のジェーン・グドール博士。

ゴリラ・ココが描いた絵は、
SAGA8シンポジウムで展示されています。
2005/11/7~2005/11/19 大阪芸大キャンパス
2005/11/20~3週間 大阪市立天王寺動物園展示室
SAGA(アフリカ・アジアに生きる大型類人猿を支援する集い; Support for African/Asian Great Apesの略称)は、
ゴリラ(およびボノボ)、ゴリラ、オランウータンの3属4種に分類される大型類人猿の現状と将来について、研究・飼育・自然保護という立場から考えるために集まった非営利団体で、
毎年1回シンポジウムを開催しています。
追記
作品展「アーツ・アンド・エイプス ─大型類人猿から芸術を考える─」は好評のうちに終了いたしました。ご来場いただきましてありがとうございました。