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動画集-研究成果特集-

研究成果を紹介する記事のなかから,日本語の概説付きで動画がご覧いただけるものをピックアップしました。
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Latest
ウマの目からの眺め:ウマ、イルカ、チンパンジー、ヒトにおける図形知覚の比較
November 26, 2015

ウマは霊長類とは異なり、目が側頭部に配置され、その結果として非常に広い視野を持っていますが、両眼立体視ができる範囲は非常に狭いことがわかっています。視力は0.8程度ですが、色覚に関してはヒトで言うところの赤緑色覚異常のような色覚であるといわれています。これまでにも...

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Most Popular
米国科学会の講演ビデオ「アイとアユム」を公開しました。
Do we underestimate chimpanzees? Do we overestimate ourselves?   February 15, 2013

Symbolic representation and working memory in chimpanzees
2月14-18日に米国ボストンで第179回米国科学会が開催されました。 松沢哲郎教授による講演で使用されたビデオを公開します。

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Featured in The New York Times, New Scientists, The Gurdian.
類人猿は一度見たドラマを覚えている~ボノボとチンパンジーの動画に対する長期記憶~

キングコングの来襲 September 15, 2015


約30秒の短い動画のなかで、キングコングが2つのドアの一方から出てきて、人間を襲って逃げていきます。チンパンジーとボノボがある日この動画を見て、さらに翌日に同じ動画を見ると、2回目に見た時には、キングコングがドアから出てくることを予期するような視線を示しました。一度だけ見た動画の内容を長期記憶していることを示す結果です。

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ボノボはチンパンジーよりも頻繁にアイ・コンタクトする
June 19, 2015

ヒトに進化的に最も近縁な類人猿2種、ボノボとチンパンジーのアイ・コンタクトについて赤外線式アイ・トラッキング(無害に視線を測定する方法)を用いて調べ、ボノボはチンパンジーよりも頻繁にアイ・コンタクトすることを発見しました。 ...,

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葉っぱを使ってパームワインをのむ野生チンパンジー
人はなぜ酒を飲めるか   June 11, 2015

ヒトとアフリカにすむ大型類人猿はアルコール代謝を可能にする遺伝的変異形質を共有している。現代ではほぼ全世界的にアルコールが消費され、どの社会でもアルコールが醸造されていることが知られている。飼育下における実験的投与や野生類人猿における逸話的な観察事例をのぞくと、習慣的かつ自発的なアルコールの消費はこれまでヒトでのみ知られていた。 ...,

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人間の描画の起源をチンパンジーとの比較研究から解明
November 06, 2014

人間の発達の過程で、子どもがはじめて描くのは、偶発的な「なぐりがき」です。心身の発達とともに、描線が少しずつコントロールされ、まとまった形がでてきます。そしてあるとき顔などの何かを表した絵(表象的な描画)が生み出されます。おおむね3歳頃のことです。いっぽう、進化の隣人であるチンパンジーも絵を描きます...

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チンパンジーもヒトも瞳の変化に敏感-ヒトとチンパンジーに共通の情動認知過程を非侵襲の視線追従装置で解明-
August 21, 2014

トとチンパンジーの情動認知の能力を非侵襲の視線追従装置を用いて比較しました。両種にそれぞれ瞳の中の「瞳孔」が拡大・縮小する動画像を提示し、その際の観察者の瞳孔のサイズの変化をこの装置を用いて記録しました。その結果、ヒトもチンパンジーも、同種の瞳の拡大縮小映像に対応して観察者の瞳孔のサイズが変化することがわかりました。 ...,

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Chimpanzee choice rates in competitive games match equilibrium game theory predictions.
June 05, 2014

The capacity for strategic thinking about the payoff-relevant actions of conspecifics is not well understood across species. We use game theory to make predictions about choices and temporal dynamics in three abstract competitive situations with chimpanzee participants ...

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イルカから見た世界 -イルカとチンパンジーとヒトにおける図形知覚の比較-
January 17, 2014

これまでエコロケーション(反響定位)などの聴覚への依存度が大きいと考えられてきたハンドウイルカを対象に、彼らの視知覚の能力について詳細な検討を行い、ヒトやチンパンジー等の陸上に適応してきた動物ときわめて類似した知覚能力を有することがわかりました ...

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チンパンジーよりもヒトで優れた時空間的な視覚情報処理
November 21, 2013

ヒトに特徴的な視覚認知能力の1つである、断片的な情報を統合して全体的な形を知覚する「体制化」のはたらきに着目し、進化の隣人、チンパンジーとヒトを対象に、時間的・空間的に細切れの情報を統合する能力を比較しました。その結果、時空間的な視覚情報の統合能力についても、ヒトの方がチンパンジーよりも優れていることが示されました...

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チンパンジーも地面上の違いをすばやく探索 -人間とチンパンジーに共通の空間認知能力を発見-
August 07, 2013

人間とチンパンジーの視覚探索の能力を比較し、人間のようにチンパンジーも、遠近法によって描かれた2次元空間から奥行きを知覚し、「天井」よりも「地面」の上の色の違いをすばやく検出することを発見しました...

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飼育下チンパンジーの四肢麻痺からの行動回復
2013.05.17

京都大学霊長類研究所で、群れ飼育されていたチンパンジー・レオ(オス、2006年当時24歳)が四肢麻痺を発症し、寝たきりの状態になった...

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頭部装着型の視線計測装置、すなわちウェアラブル・アイ・トラッカーをチンパンジーに応用することに初めて成功
2013.04.10

チンパンジーはどのように世界を見ているのだろうか? 今回、この疑問に文字通り直接迫ることのできる技術―頭部装着型の視線計測装置、すなわちウェアラブル・アイ・トラッカーをチンパンジーに応用することに成功した。チンパンジーはヒトに最も近い動物で、チンパンジーとヒトの視線の相違を調べることによって、ヒトの知覚や注意の進化的基盤(ヒトのユニーク性やチンパンジーとの類似性)に迫ることができると期待される。

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チンパンジーにおける音のリズムに対する自発的な同調タッピング
2013.03.28

本研究では、チンパンジーも音のリズムに対して自発的に行動を同期させることを明らかにしました。電子キーボードを複数回タッピングさせることを訓練した後、あるリズムをもった音刺激(刺激間間隔:600ms)を聞かせると、リズムに合わせてタッピングをすることがわかりました...

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チンパンジーも他者の表情を素早く察知 -脳波測定による解明-
2013.02.26

チンパンジーが情動的画像を見る際の脳内処理について、世界で初めて脳波測定によって明らかにしました...

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技を盗むチンパンジー:効率のよい道具使用テクニックを他者から見て学ぶ
~ヒト特有と考えられている累積的文化進化の認知的基盤~
2013.01.31

本論文では、チンパンジーが道具使用「テクニック(技法)」を観察によって学習し、他者が見せる効率の良いテクニックへと方略を改善させることを明らかにしました...

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自分の運動をモニタリングするとき、目標の表象と運動軌道の手がかりの利用のしかたがヒトとチンパンジーでは異なる
2012.08.23

スムーズな運動を実行するには、意図した運動と実際の結果を比較し照合することが重要です。このような照合過程には、知覚―運動統合にもとづく低次な段階と、運動の目標表象という高次な段階の2段階があると考えられています。 この照合過程の階層性は...

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初期人類への最初の一歩:なぜわれわれの祖先は2足歩行になったのか、チンパンジー研究から解明されたこと
2012.03.20

一人のおとなの男性が、民家の軒先から3つのパパイヤを盗った。両手と口にもって持ち運んでいる。 今回の研究から結論できるのだが、資源が限られていて他者との競合がきついとき、チンパンジーは立って2足で歩くことが多いことが分かった。そのほうが一度にたくさん運べるからである。

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ヒト特有の学びのスタイルが明らかに
2012.02.21

ヒトは、他者の行為のどこに注目し、どのような情報を選び、何を学んでいるのでしょうか。明和政子 教育学研究科准教授、平田聡 霊長類研究所准教授らの研究グループは、ヒトは他者の顔色をモニタしながら他者の行為を理解するという特徴を初めて明らかにしました。

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相手の状況に合わせたチンパンジーの手助け行動
2012.02.07

チンパンジーは相手が何を必要としているかを理解し、それにあわせて利他行動を柔軟に変化させるのだろうか。本研究では、利他行動の文脈におけるチンパンジーの他者理解についてより詳細に検討した。

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チンパンジーの出産メカニズムはヒトと同様である:強い信頼関係から間近で出産を観察・記録できたことによる新知見
2011.

飼育下チンパンジーの出産3例を間近から撮影したビデオ記録に基づいて研究した結果、チンパンジーの新生児が生まれる際に、赤ちゃんの顔が母親の背中側を向いて産道から現れ、その後、旋回することを確認しました....

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チンパンジーによる同種の他個体の行動を手掛かりとした見本合わせ課題:2台のコンピュータ連結で可能になった完全自動検査環境の確立
2011.

二人のチンパンジーが、それぞれのコンピュータを使って、協力して問題を解く課題に、世界で初めて成功しました。アイとアユムの母子ペアです。同じ部屋の約2m離れた場所にそれぞれのコンピュータがあります...

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チンパンジーの子どもの記憶は人間のおとなよりも優れている.
2007.12.03

カレント・バイオロジー誌12月3日号に論文が掲載されました(Inoue, S. and Matsuzawa, T. 2007, Working memory of numerals in chimpanzees, Current Biology, 17(23): R1004-R1005)。標題の直訳は、「チンパンジーにおける数字の作業記憶」で、井上紗奈・松沢哲郎の共著です。「チンパンジーの子どもの記憶能力が、チンパンジーのおとなよりも、さらには人間のおとなよりも優れている」ということを示した世界で最初の発見です。

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禁断の果実を分け合うチンパンジー
2007.

大きなパパヤの実を取ってきた野生チンパンジーが、それを「贈り物」に使うことがわかった。おとなの男性が、発情期を迎えているおとなの女性に渡すことが多い。そのかわりにセックスができたり、毛づくろいをしてもらえる...

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Behavior of infant chimpanzees during the night in the first 4 months of life: smiling and suckling in relation to behavioral state.
2006.

This article reports the behavior of 3 newborn chimpanzees in the first 4 months of life, reared by their mothers and living in a community of 14 chimpanzees in a semi-natural enriched environment. We focused on spontaneous activity during the night partly ...

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Food transfer between chimpanzee mothers and their infants.
2004.

Food sharing among chimpanzees is known to occur particularly between mothers and infants and has been proposed to be a form of parental investment. To explore the function of food sharing, it is essential to know how and what is transferred to an infant from its mother. We investigated details of interactions leading to food transfer and characteristics of items transferred in three mother?infant pairs in captivity...

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チンパンジーにおけるあくびの伝染
2004.

おとなの女性のチンパンジー6人を被験者にして、あくびの伝染にかんする実験をおこなった。チンパンジーがあくびをしているシーンを撮影したビデオを見せた。対象条件として、チンパンジーがあくびをしていないがただ口をあけているシーンのビデオを見せた。 6人中2人のチンパンジーで、はっきりと、あくびのビデオを見るとあくびが増える、という結果を得た...

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Role of mothers in the acquisition of tool-use behaviours by captive infant chimpanzees.
2003.

This article explores the maternal role in the acquisition of tool-use behaviours by infant chimpanzees (Pan troglodytes). A honey-fishing task, simulating ant/termite fishing found in the wild,...

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Numerical memory span in a chimpanzee
2000.

A female chimpanzee called Ai has learned to use Arabic numerals to represent numbers. She can count from zero to nine items, which she demonstrates by touching the appropriate number on a touch-sensitive monitor, and she can order the numbers from zero to nine in sequence...

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