京都大学霊長類研究所 » チンパンジー(林原)寄附研究部門

チンパンジー(林原)寄附研究部門について

株式会社林原(岡山県岡山市)から京都大学への寄附の申し出を基礎として、 2013年1月1日より京都大学霊長類研究所に寄附研究部門「チンパンジー(林原)研究部門 Department of Chimpanzee Research (Hayashibara)」が発足いたしました。 当研究部門の設置を通じてチンパンジーの飼育環境改善や群れ作りを推進し、日本が世界の最先端にあるチンパンジーの福祉・保全・研究・教育をいっそう加速して推進する所存です。

構成メンバー

研究目的及び研究課題

当研究部門では、 チンパンジーの比較認知科学と行動学的研究により、その認知機能の解明を通じて、人間の本性の進化的基盤を探ることを目的としています。人間とそれ以外の霊長類の認知機能を比較する研究をおこなううえで、人間(ヒト属)に最も近縁であるチンパンジー(パン属)の比較は最重要です。 研究課題としては、比較認知科学と行動学の手法を駆使して、非侵襲的研究をおこないます。思考・言語・記憶・社会的知性など、認知機能の行動的基盤の研究に加えて、発達的・神経的・文化的・社会的基盤についても研究をおこないます。そうした成果を、チンパンジーの安寧な暮らしと、生活の質(QOL)の向上に反映させます。そのために必要な飼育研究と野外研究をおこない、福祉と保全の一体となった研究を推進する所存です。

お知らせ

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