
ジェーン・グドール、松沢哲郎、山極壽一、カレン・シュトライヤーの4人からなる選考委員会で、 クリケット・ザンツさんを2019年の受賞者として選びました。
アイのスカーフ賞2018の受賞者としてカレン・シュトライヤーさんを選び、2018年ナイロビ開催の国際霊長類学会の会場で贈呈しました。「ムリキ」という大西洋岸森林の新世界ザルに関する長年の野外研究とIPS会長としてのリーダーシップが贈呈理由です。


なお賞の制定以前の2017年に、アイのスカーフは4人の研究者に手渡されています。ジェーン・グドールさん(タンザニアのゴンベの野生チンパンジー研究とルーツ・アンド・シューツという環境教育プログラムの推進)、サブリナ・クリフさん(ウガンダのキバレの野生チンパンジー研究と保全活動)、キャサリン・ホバイターさん(ウガンダのブドンゴの野生チンパンジーほか大型類人猿の身振りコミュニケーション研究)、 ドラ・ビロさん(ギニアのボッソウの野生チンパンジー研究と京都大学霊長類研究所での比較認知科学研究)の4人です。